Q18 チョコレートには「依存性」があると聞きますが、本当ですか?
A
一般的に嗜好品には「依存性」があります。人は砂糖や油脂を多く含む食品に常用癖を示す傾向がありますが、チョコレートは砂糖も油脂もどちらも含んでいますし、チョコレートの香りやテオブロミンは、脳に刺激を与え満足感、幸福感、リラックス感を与えてくれると言われています。
適度に摂れば健康にいいものが、過剰になると、逆に病気の原因になりかねませんので食べ過ぎには注意しましょう。
チョコレート・ココア国際栄養シンポジウムでの関連発表
- デビッド・ベントン「糖と脳の機能」
:第3回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム(1997) - デビッド・ベントン「チョコレートの魅力:それは心理的なものか生理的なものか?」
:第16回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム(2011) - 鳥居鎮夫「チョコレートの香りの生理心理効果」
:第3回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム(1997) - 渡辺 茂「チョコレートの観かた、感じかた-心理的効果と文化差-」
:第4回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム(1998) - 渡辺 茂「チョコレート・イメージの年齢変化とポジティヴ・イメージの要因」
:第5回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム(1999) - 宮崎良文「チョコレートの快適感とパーソナリティ」
:第9回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム(2004) - 伏木 亭「やみつきになるチョコレートのおいしさと、低カロリー化への研究基盤」
:第18回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム(2013)